2017年 2月 の投稿一覧

お稽古2017.2|茶花(クリスマスローズ)・筒茶碗・平棗

こんにちは、栗かのこです。

2月のお稽古は、梅の便りもとどくなか、ぽかぽかと心地よいお天気の日でした。

お茶室に入ってびっくり、お花はクリスマスローズが入れてあります!

今回は、梅の平棗、梅の形のお茶碗、筒茶碗、利休梅の風炉先などの季節のお道具でした。

お菓子は、一炉庵(いちろあん)製「貝合わせ」

茶花:クリスマスローズ

クリスマスローズがお茶室にあるとは?!とても以外でしたが、お茶席の雰囲気にもぴったりしていました。

実は、クリスマスローズは「利休花笠(りきゅうはながさ)」「寒芍薬(かんしゃくやく)」「雪起し」などの別名があります。

日本には明治の頃に薬用植物としてもたらされた際に、下向きに楚々と花が咲く風情がお茶人に好まれたそうです。クリスマスローズはすっかり洋風だと思っていたのに、舶来もののお花に「利休花笠」などという名前をつけて愛でるという明治の頃のお茶人はおしゃれだなあと思いました。

お花に見える部分は植物学上はガクの部分。このガクは五角形をしていることから、「ごーかく(合格)の花」ということで、縁起物だそうです!ちょど日本では1月~3月頃に咲くので、受験シーズンでもありますね。

そんな合格の花だったなんて、あらためて、クリスマスローズって凄い人(花ですが)ですね。

筒茶碗

梅の形が可愛いピンク色のお茶碗ともう一つのお茶碗は、筒茶碗。お茶碗が(広がらずに)まっすぐと立っていて、口が狭いお茶碗です。

お茶が冷めにくくなるために、寒いこの時期に使われるお茶碗だそうです。一年のうちこの時期(主に2月)しか使われないのに、筒茶碗の扱いはいつもと違うので、ちょっと緊張しつつ扱います。口が小さいので、お茶は点てづらいのですが、個人的には筒茶碗のすっとした姿は好きです。

平棗

今回の棗は平棗。平棗も扱いがいつもと違います。平棗を初めて扱ったという生徒さんもいらっしゃいました。

梅の螺鈿が施してある棗でしたが、梅のデザインがモダンな感じもして、個人的にはとても好きなお棗でした。

お菓子「貝合わせ」

一炉庵(東京都文京区)さんの生菓子、薄ピンクの蛤(ハマグリ)の形のお菓子で、銘は「貝合わせ」。

貝合わせとは、綺麗な絵や金彩を施した蛤の二つの貝を合わせる春の遊びで、平安時代の宮中での雅な遊びが伝統的に続いています。

蛤の貝は同一の貝の組み合わせではないとぴったり合わないことから、幸せな結婚の象徴として特に女性の遊びやひな祭りの時に重んじられてきました。ひな祭りのお食事にでてくるお吸い物といえば、蛤のお吸い物ですしね。

薄ピンクの「貝合わせ」のお菓子をいただくと、なんだかときめく感じがしました。春ですね~。

お干菓子は、(たしか)鶴屋吉信さんのお雛様のおせんべいと、二條若狭屋さんの打ちもの。

春めきますね~。

 

 まとめ

今回は、いつにも増して季節を感じるお茶席でした!

【茶道体験】茶道体験・茶会に行くときの服装・持ち物は?

こんにちは、栗かのこです。

茶道体験やはじめてお茶会に行くことになった場合、いったいどんな服装で行けばいいのか、何を持っていくといいのか、よくわからないかもしれません。

【服装】どんな服装がおすすめ?

お茶室で正座をすることが多いので、洋服の場合は

女性:長めのスカート(膝が隠れる長さ以上)がおすすめです。 フレアースカートだと足をくずして座っても目立ちません。

ミニスカート・タイトスカートは避けましょう。

男性:やわらかめの素材のズボンがおすすめです。固い素材のズボンだと、正座ですぐに足がしびれてしまいます。また、ジーンズは柔らかい畳を傷つけるかもしれないので避けてください。

足は素足ですと畳によくないので、靴下(できれば白い靴下)を履くとよいです。

 

【持ち物】何を持っていくとよい?

靴下

茶道のお稽古を洋服でする際には、一般的にみなさん白い靴下をはきます。

着物に合わせる白足袋の代わりということのようです。

寒い時期だと黒いタイツに白い靴下を合わせたりするのも当たり前なのです!タイツやストッキングの色には関係なく、白い靴下をお持ちだったら、白の靴下をお持ちください。茶道体験の場合は他の色の靴下でも大丈夫です。

懐紙・菓子切り

茶道体験の時には主催者側が用意してくださるかもしれません。お茶会の時には持参するほうがいいです。

茶道用扇子

茶道体験の時には、おそらく必要はないと思います。

お茶会におよばれした時にも、未経験者の方でしたら必須ではありませんが、茶道用扇子をたまたま(親御さんが持っていて家にあった、知人からもらった、など)お持ちでしたら、持っていくとよいです。

【まとめ】

細かいことを書きましたが、茶道・茶の湯は美味しいお茶をいただいて、そのお茶席での時間を楽しむためにあるので、どうぞ当日は一期一会のお席を楽しんでくださいね。

【お茶人も好きなチョコ】ナオミ・ミズノ|チョコマニア|サロン・デュ・ショコラ

こんにちは、かのこです。

世界最大規模(らしい)チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ東京」でナオミミズノさんのチョコマニア(ソフトクリーム)をいただいてきました!

■ナオミ・ミズノさんの詳細はこちらに↓

【チョコ】ナオミ・ミズノ(京都・福知山)|世界一のチョコがサロン・デュ・ショコラに出展

東京フォーラム(ホールE)に着いたら、会場に入る手前で「最後尾こちら」のプラカードが!会場に入るまでの待ち時間15分とのことでした。

スタッフの方は「待ち時間はいま一番短いほうです」と言っていたので、もっと長く待つこともあるようです。

お目当てのナオミミズノさんのブースは、出口方面のA-1エリアにありました。

行列がまったくないブースもありましたが、ナオミミズノさんのブースでは行列がっ。どのくらい待つのだろうとひるみましたが、

最後尾のプラカードを持ったスタッフの女性は「そんなに待たないですよ、15分位で買えると思います」とのことで、気を取り直して再び最後尾に。

「あのチョコを〇〇に、あっちは〇〇に、など何を買おうかな~」と考えているうちに、すぐに私の番になりました。

チョコマニアには、コーンにメイプルシロップが入っているとか、チョコが濃いけど優しさを感じるお味でした。

チョコレートボンボンは通販などでもチョコマニアはなかなか頂けないので、サロン・デュ・ショコラにお越しの際にはぜひ召し上がってくださいね。

2015年には、ナオミミズノさん監修のチョコソフトがファミリーマートでも販売されていました。「杏と塩」のソフトクリームも!また販売してくれるといいですね。

会場の出口近くには、こんなコーナーも。

サロン・デュ・ショコラは今年が記念すべき15周年だそうです。チョコでできた巨大なBE@RBRICKが!!

巨大なBE@RBRICKの周りには、ショコラティエの巨匠達が作ったオリジナルのBE@RBRICKがたくさん並んでいて目も楽しませてもらいました。

 

 

【お茶人も好きなチョコ】ナオミ・ミズノ(京都・福知山)|世界一のチョコがサロン・デュ・ショコラに出展 

こんにちは、かのこです。

節分が終わると、バレンタインデーのチョコをどうするか、気になりだします。

世界一のチョコ:ナオミ・ミズノとは?

世界一のショコラティエ、ナオミ・ミズノ(水野直己さん)はご存知でしょうか。ワールド・チョコレート・マスターズで2007年に世界チャンピオンになった方です。2月3日放送のTBSテレビ「白熱ライブビビット」でも紹介されました。

今年のバレンタインチョコには、本命チョコも、自分へのご褒美チョコにも、世界一のNaomi Mizunoのチョコはいかがでしょうか。

東京では、2月5日(日)まで東京フォーラムで開催されている世界最大といわれるチョコの祭典「SALON DU CHOCOLAT(サロン・デュ・ショコラ)」で入手できます。京都・大阪・名古屋のサロン・デュ・ショコラは2月14日まで。

水野さんが2007年のワールドチョコレートマスターズで優勝した時のチョコは、「杏と塩」という名前です。ミルクチョコレートに杏の爽やかな香り+厳選された死海の塩が使われています。杏とチョコレート、そして厳選された死海の塩とくれば、想像するだけでも、豊かな香りがただよってきます。

「杏と塩」チョコの他にも、今年の「コレクション2017」という10個入りのセットもあります。今年のセットはまだ開けていないのですが・・・兵庫県養父市のハチミツや抹茶、桃、パナシェのチョコなど、素材にこだわって作られたボンボンショコラです。
一粒ひとつぶ大切にいただきます。

ナオミ・ミズノさんが世界チャンピオンになった、ワールドチョコレートマスターズとは、世界最大のチョコ原料メーカーのバリー・カレボー社(Barry Callebaut本社・スイス)が世界規模で開催する、チョコレート創作世界選手権だそうです。オリンピックで「銀より金!」という発言がありましたが、やっぱり世界で一番、というのはとてつもなく凄いことですよね。

水野直己さんは、現在は、バリー・カレボー社の大使に任命されていて、コンクールの審査員も務めているそうなので、世界のお墨付きです。

ナオミ・ミズノ(洋菓子マウンテン × cellar de chocolat)のチョコはどこで買えるの?

ナオミ・ミズノ(洋菓子マウンテン × cellar de chocolat)のチョコレートは、京都府福知山市にある水野さんのお店とお店の公式ホームページでもネット注文できます。ただし、2017年2月5日現在はSold Out 売り切れとなっています。

2月に開催されているチョコの祭典、サロン・デュ・ショコラ(東京・大阪・京都・名古屋)に出展されていますが、三越伊勢丹オンラインでもネット注文できます!お目当てのチョコが決まっている場合は、混雑するデパートやサロン・デュ・ショコラに行かなくても、ネットでぽちっと入手できるのは助かりますね。

世界一のチョコのお店はどこにあるの?

水野直己さんのお店、“洋菓子マウンテン × cellar de chocolat(セラー・ド・ショコラ)”は京都府福知山市という、京都府北部の盆地の町にあります。京都市内からJRの特急で1時間以上かかる場所ですが、京阪神一円からグルメな人々が訪れており、全国からパティシエ修行に来ている方々もスタッフとしてお仕事されています。

「洋菓子マウンテン」は地元では昔から愛されているお菓子屋さんで、「チーズケーキといえば、マウンテン」という合言葉があるとか無いとか・・・

水野直己さんは「洋菓子マウンテン」の二代目となります。2012年~2014年までは福知山の「ゆらのがーでん」にお店を出されていました。「ゆらのがーでん」は福知山城を見上げる川のほとりに作られた、芝生と素敵な建物のレストランやカフェが集まる人気スポットです。

「ゆらのがーでん」のお店は、2013年の台風と2014年の豪雨で大変な被害をうけました。その苦難を乗り越えて、福知山市内の高台(三段池公園)のほうに白亜の豪邸?!のような素敵なお店と広いカフェをオープンされました。三段池公園は、大きな池とゆるやかな丘に山林の緑が美しい公園です。

余談ですが、全国区のテレビで度々取り上げられているユニークな動物園「福知山動物園」もこの三段池公園にあります。子ザルとウリボウ(いのししの子ども)が大の仲良しで、いつも子ザルがウリボウの背中に乗って動物園内をお散歩している光景を観たことがあるかもしれませんね。

洋菓子マウンテンのホームページに乗っているカフェからの景色、青い空と緑の山の連なりがとっても心地よさそうです。

今度はぜひ福知山のお店・カフェでケーキも食べたいです!